α　高尾講座　Ω


　　高尾先生のプロフィール
1930年 山梨県に生まれる
1944年


 長野県諏訪中学校に転校。
終戦に向かうこの時期、諏訪中での友達や教師との出会いは大きな精神的成長をもたらす。
1953年 米国テキサス州アブリンキリスト教大学文学部卒業
1959年 東京神学大学大学院修了
'59〜'01


 茨城キリスト教短期大学専任講師、名古屋学院大学経済学部専任講師、関東学院大学神学部助教授、法政大学第二教養部教授、法政大学社会学部教授　
'85〜 新横浜にて高尾講座開設
'01〜 法政大学名誉教授




　　　高尾講座を振り返って

初めて聞いた高尾先生の講義はキリスト教とユダヤ教を中心にイスラム教や仏教、さらには神道に至るまでを、歴史・哲学・言語といったオーソドックスな方法でたどっていくというものでした。
私は現代の新興宗教に鉄拳を振りおろすような強烈な批判を期待していたものですから、最初の時間は少しがっかりして「勉強しなくてはいけないのか」と、少々面倒な気持ちになっていました。先生は宗教の底流にある崇高さを十分に知りつつ、そこで醸成されてしまう愚劣さを鋭く指摘し、それをもって現代社会を照射していたのですから、新興宗教も引っくるめて現代社会と宗教を考える手掛かりを示してくれていたのでした。
先生の「知」に対する真摯でラディカルな姿勢は今でも全然変わっていません。
（H.Noda）



　　　高尾講座の雰囲気はこんなでした！

講義は・・・



宗教・思想・歴史・哲学・科学など様々な側面から現代社会を考えていきますが、堅苦しい内容ではなく質問や意見など自由に飛び交い、講義は時として横道に逸れることもあります。
　
受講生からも専門的な知識に基づいた話や日常的な情報など聞くことができます。

受講生の平均年齢は・・・

　

 これまでの最も若い出席者は現役高校生。最も高齢の方は95歳。
平均年齢を計算するのはあまり意味がないかもしれません。
つまり、高尾講座では年齢には関係なくみんな同輩なのです。

講義の録音はもちろんOKです。




　高尾先生からのメッセージ

●2005年度前期講座「英・米のキリスト教」


●2003年度講座「科学知と人間理解」


●2002年度講座「鏡の中のヨーロッパ」


●講義録リスト

●過去の講座については講座の歴史参照

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